コラム
ペット葬

【ペット葬に関するFAQ】よくある質問と解決するための方法について

2022.11.11

ペット葬にまつわるよくある疑問をまとめました!

ペット葬に関しては、初めて経験するという方が多く、同じような内容で困ることが多いです。そこで、よくある質問をまとめましたので、初めのペット葬を行う際の参考にしていただければと思います。

Q:ペットが亡くなった場合は、どれくらいで火葬しなくてはいけないのですか?

一晩はご自宅に安置することが可能です。愛するペットが亡くなった際、すぐにお別れをする前に、飼い主としては、少しでも側に置いておきたいという気持ちがあります。人間と同様に、一晩自宅に安置してから火葬を行うといいでしょう。この時には、体液が染み出す事を想定しダンボールにタオルやペットシートを敷いて安置しておきましょう。ですが、動物は死亡すると早い段階で死後硬直が起こります。長時間遺体を放置しておくと、棺に収まらない可能性もあるので注意しましょう。

Q:火葬にはどれぐらいの時間がかかりますか?

1時間~3時間、火葬にかかる時間はペットの種類や大きさによって違います。ハムスターやフェレットといった小動物の場合は約1時間ですが、小型犬や中型犬の場合は、約1時間30分から2時間。大型犬の場合は、約3時間かかる事もあります。ペットを火葬してもらう時には、時間に余裕を持つ事が大切です。

Q:火葬の際、お気に入りのタオルやクッションを、棺に一緒に入れてもいいですか?

燃やしてもよいものであれば基本的には可能です。人間の葬儀の場合には、故人が生前好きだった物を入れる事があります。ペット葬でも同じです。ペットが好きだったタオルや食べ物などを一緒に入れてあげる事が可能です。ですが、ペットが好きだったからといって何でも入れていいわけではありません。プラスチックやビニールでできたオモチャなどは、火葬の時にダイオキシンが発生してしまうため入れる事はできません。また、洋服などは繊維が遺骨に付着してしまう可能性もあるので避けるようにしましょう。棺に入れる際に迷った時には、係員に確認しておくようにしましょう。

Q:ペット葬の時には、喪服を着た方がいいのでしょうか?

ペット葬では喪服を着る必要はありません。ペット葬の場合は人の場合と違い、特に服装に規制があるわけではないため、喪服を着ても構いませんし、普段着でも特に問題はありません。ですが、ペットの火葬場にはペットを亡くされた他の方もいますので、露出の高い服装や華やかなデザインのものは避けるようにしましょう。

また、「数珠を持っていった方がいいですか?」という質問もあります。ペットを見送る時に数珠を持参する事は、特に決まっているわけではありません。数珠を持参するかどうかは、本人の自由です。ですが、人間の葬儀で使用した数珠をペット葬に用いる事を躊躇う人もいます。この場合、ペット用の数珠を用意するといいでしょう。

Q:ペット葬で読経をしてもらうことは可能ですか?

ペット葬のFAQでは、読経に関するものもあります。「大切なペットが、天国に行けるように読経してもらう事は可能ですか?」という質問はとても多いのです。ですが、ペット葬では必ずしも読経が必要というわけではありません。火葬と納骨だけですませる人も多くいます。しかし、どうしても読経でペットを見送りたいという時には葬儀会社や霊園に相談してみるといいでしょう。お寺が運営している霊園等では、僧侶に読経してもらえる事もあるので、満足のいくペット葬が行なえます。

Q:ペットには戒名をつけるべき?つけることは可能ですか?

基本的には戒名をつけることはありません。戒名というのは、仏門に入った事を証明するための名前です。戒名がないからという理由で、納骨を断られてしまう事もあるのです。ペットにも、ふさわしい戒名をつけてきちんと見送りたいという人もいます。しかし、基本的にペットには戒名は必要ではありません。なぜなら、ペットには宗教や宗派がないからです。戒名がないからといって、納骨を断られてしまう事もありません。どうしてもペットに戒名をつけたい場合は、戒名をつけていただける霊園やお寺を探してみるのがよいでしょう。

ペットのお葬式の花 虹のフラワーバスケット 猫のための花かんむり
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