ペットの葬儀は普段着でもいい?
人間の葬儀では喪服を着ていくのがマナーとされています。そのためペットの葬儀でも同じようなマナーがあるのかという疑問を持っている人もいるでしょう。しかし、ペットの葬儀には、そのような決まりはありません。普段着で参列してもいいというケースが多くなっています。
それでも喪服を着て参列する人もいるでしょう。そういう状況であれば、その人に合わせて喪服を着て参列しておくのがオススメです。その部分は人によって考え方が違うため、知り合いのペットが亡くなったときに参列する場合には、事前に確認しておく方が良いでしょう。事前に確認することが難しい場合は、喪服を着て参列するか、黒を基調とした服で参列するのが無難です。
普段着でも注意されることはありませんが、派手な服装は葬儀というシチュエーションには合わないので、暗めの服で纏めておくのが効果的でしょう。
数珠を持ち込むのも個人の自由
葬儀に必要なアイテムと言えば、数珠です。これは宗派や個人の考え方によって異なる部分ですから、持ち込むかどうかは個人の判断に任されるケースが多いでしょう。ペット用の数珠でなければいけないという決まりもないので、人間の葬儀で利用している数珠を持ち込むようにするのがオススメです。人間とペットでは使い分けておきたいのであれば、ペット用の数珠を買っておくべきでしょう。
数珠の貸し出しに関しては葬儀場によって異なります。葬儀が行われる前に数珠を準備してくれる葬儀場もあれば、貸し出しを行っていない葬儀場もあります。数珠の貸し出しを必要としているのであれば、貸し出しを行っている葬儀場を探して予約しておくのが良い手段と言えます。調べる手間を省きたいのであれば、個人で数珠を所持しておく方が賢明です。デザインに関してはシンプルなものを用意しておく方が良いでしょう。
香典袋を用意する必要はない
人間の葬儀には香典袋を用意するのが一般的です。そのイメージを持っているため、ペットの葬儀にも香典袋を用意しておく方がいいのではないかという悩みを抱えている人もいるでしょう。しかし、ペットの葬儀では香典袋を用意する必要はありません。ペットの葬儀に必要な料金は、通常の買い物や契約の際と同じように、財布や封筒に入れて持ってくる方法で良いでしょう。葬儀の雰囲気を大事にしておきたい場合には、香典袋を用意して、お金を持ってくるのも有効な手段です。
葬儀場によっては、葬儀の費用だけでなく、お墓や仏壇の用意も行ってくれるケースがあります。そのような状況も想定しておくために、お金は葬儀の費用よりも多く持ち歩いておくのがオススメです。お墓や仏壇を用意してもらえる場合には、ペット用のお墓参りの方法を葬儀場の担当者に質問しておくのが良いでしょう。
葬儀と火葬の両方を、その日のうちに行う場合には時間がかかるため、近場にある葬儀場を選んでおくのがオススメです。