コラム
イベントレポート

人がつながり、新たな『コト』が始まるカフェ
— 第3回 保護犬里親会 —

2019.11.25

 

保護犬里親会を、もっと身近に!

透き通るような青空に、さらりと渇いた空気が心地良い11月10日(日)秋晴れの日。
東京都の麻布十番にある日比谷花壇本社ビル3FのCOTO caf’eでは『第3回 日比谷花壇のペット葬 × Dog Shelter 保護犬里親会』が開催された。

会場には、動物愛護団体のDog Shelterのスタッフに連れられて9匹の保護犬が集まった。
チワワなどの小型犬からブリタニースパニエルなどの中型犬まで、様々な犬種が仲良く同じ赤い洋服(Dog Shelter専用のTシャツ)を着て元気に戯れている。犬たちは会場内の人工芝の上を無邪気に歩きまわったり、ごろりと寝そべったりと、初めての場所にも関わらずリラックスした様子で思い思いの時間を過ごしている。

 

 

今回、日比谷花壇のペット葬と一緒に保護犬里親会を開催するのは、東京都に登録された譲渡対象団体のDog Shelter。2006年に設立し、東京都動物愛護相談センターに収容された犬たちや繁殖場で役目を終えた犬たちを引き取り、保護犬が温かなご家庭で幸せに暮らせるよう、これまで13年以上に渡って尽力してきた。2018年のDog Shelterの引き取り実績は犬87頭。大きな団体ではないが、これまで献身的に活動を続け、着実に人と犬の縁を取り持ってきた。

 

 

Dog Shelterは動物愛護団体として長い間活動を続けているが、現在、団体として里親会を定期的に開催する室内スペースは持ち合わせておらず、基本的には屋外で里親会を開催している。
しかし、屋外の場合は、夏は炎天下、冬は凍てつくような寒さのなかで開催せねばならず、季節や天候によっては犬やスタッフにとって身体的な負担が大きい。
そういったなかで「保護犬里親会をもっと身近に。たくさんの良い縁をつないでいきたい」と願う日比谷花壇のペット葬チームと気持ちが通い合い、今回の日比谷花壇本社COTO caf’eでの保護犬里親会の開催に至った。

 

 

こんな風にできるなんて
手を取り合うことで生まれる新たな魅力

犬たちはこの日のために敷かれた柔らかな人工芝の上でリラックスし、来場者と顔をあわせて楽しそうにコミュニケーションを取っている。来場者は犬たちと触れ合うことができ、嬉しそうな笑顔をみせていた。

「とてもいい雰囲気でできていると思います」と、会場の様子を眺めながら朗らかに話すのはDog Shelter代表の片岡さん。明るく気さくな女性で、犬たちを心から愛しているのがその眼差しからも窺える。
「会場の広さもしっかりとありますし、人工芝の上で犬も人も座り込み、寛いで触れ合えるところが良いですね」寝そべっている犬たちと一緒になって座り込んでいる来場者やスタッフの姿を見て、片岡さんは微笑んだ。

 

 

「それに、今回椅子をたくさん置いてくださって、こういうのはあまりないので嬉しいです」と、会場を囲むように配置された椅子やソファを見て言った。「これなら皆さんにも気負いなく座っていただけますし、スタッフも時々休めますので」
これまで開催してきた会場ではスタッフは立ったまま犬を抱えて対応することが多く、座れるスペースがあるのが新鮮だったようだ。
「それから、あとこれも」そう言って片岡さんは壁に貼られた犬たちのプロフィールパネルを指差した。「こういうのをつくっていただけるのも嬉しいです」そこには、日比谷花壇らしいグリーンのモチーフに縁取られた保護犬たちの顔写真が並んでいた。

 

 

会場の人工芝や椅子のセッティング、そして保護犬のプロフィールパネルの作成は、日比谷花壇のペット葬チームが事前に準備したものだった。
「一匹でも多くの保護犬が良い家族と出会えるように、良い里親会にしよう」と、同じ目的を持ってそれまで知らなかった人たちが手を取り合うと、自然とそれまでにはなかった新しい要素が加わる。日比谷花壇のペット葬チームとCOTO caf’eで保護犬里親会を開催することで、普段自分たちで開催している里親会とはまた違った魅力を持った里親会になったようだ。
「またこちらで開催したいですか?」とたずねると、片岡さんは「もちろん、是非!」と弾けるような笑顔を見せてくれた。

 

 

「お家で待ってるからね!」子供から大人まで
ゆったりと保護犬と触れ合う

今回の保護犬里親会の来場者数は凡そ60名ほど。3時間という開催時間のなかで、来場者が途切れることはなかったが、溢れるほど混雑することもなく、全体としては人と犬が落ち着いて触れ合うことが出来ていたように感じられる。
そういった意味では、参加したひとりひとりの満足度も非常に高かったようだ。
会場で配布したアンケートの結果でも「室内でゆったりとワンちゃんと触れ合えて良かったです」「とても落ち着いた雰囲気で、ゆったりと、そのコの様子を伺えたり、触れ合えました」といった感想が多くみられた。

また、はじめて保護犬里親会に参加した人たちからは、動物愛護団体と接する機会を得て「ワンちゃんのお世話も行き届いており、保護団体の印象がとても良くなりました」といった好意的な声が聞かれた。これまで、敬遠していたわけではないが、実際にどこの里親会に行けば良いかわからなかった人たちからすると、企業で開催する里親会は比較的安心して参加することができ、新たな発見もあったようだ。

 

 

今回の里親会では、子供連れのご家族が多く来場したのも印象的であった。幼い子供もスタッフや両親に見守られながら、保護犬との交流を深めていた。
会場で仲良くなった犬がいたのか、まだ幼い子供が帰り際に「お家で待ってるからね!」と、保護犬に向かって大きな声で話し掛けながら一生懸命に手を振っている姿などは、会場を和やかな空気にしていた。
子供が里親会に参加し、保護犬と身近に触れあう機会は珍しく、貴重な経験になるのかもしれない。子供を連れてきた親も「いろいろな犬と触れ合いながら子供もたくさん楽しむことができ、勉強になりました」と嬉しそうに会場を後にした。

 

 

新たなチャレンジ
ペットを愛する人たちとの輪を広げて

「皆さんにとって、穏やかに保護犬と触れ合える機会になったのではないでしょうか」と話すのは、日比谷花壇ライフサポート事業部 副部長の金澤さんだ。
ペットと人とのより良い暮らしに貢献したいという強い想いを携え、日比谷花壇本社ビルでの保護犬里親会の開催に踏み切り、これまで開催したすべての会に自身も積極的に参加してきた。
保護犬里親会は毎回好評を博し、今後も継続的に開催していく意欲を燃やしながらも、今後は更にペットにまつわる様々なイベントを開催していきたいと話した。
「花や植物が好きな人にも通じることですが、動物が好きな人は優しい人たちが多いですよね。そういった方々と協力しながら、保護犬譲渡会以外のイベントにも積極的にチャレンジしたいです。いろいろな方面で活躍されているペットを愛する人たちとの輪を広げ、このCOTO caf’eで発信していきたいですね」金澤さんは目を輝かせて言った。

 

 

東京都の麻布十番、都会のど真ん中に位置する日比谷花壇本社ビルにあるCOTO caf’eは、関東近郊に暮らす人からすると、交通の便も良く足を運びやすい。人が集まりやすい環境でのイベント開催は、主催者側からしても喜ばしいことなのかもしれない。そして、今回の保護犬里親会のように、企業を介することでより安心して多くの人に参加してもらえるなら——。
人とつながり、新たな『コト』が始められるCOTO caf’eカフェで、これからどんな交流の輪が広がっていくのか。これからのCOTO caf’eでのイベントに注目していきたい。

 

 

■Dog Shelter
http://dogshelter.jp/

写真:kashihara maki


【大募集 】
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日比谷花壇本社ビル3F COTO caf’eでは、人とペットのより良い暮らしをテーマに、ペットにまつわる様々なイベントを募集いたします。保護犬・保護猫の譲渡会、ペットのしつけ講習、ペット介護関係のセミナー、ペットロスのディスカッション、ペット家具の展示会、その他ワークショップ・パーティー・懇親会など。

・会場となるカフェスペースは無償でお貸しいたします。
・イベント告知ポスターやチラシなどあれば、事前にカフェにて提示させていただきます。
・一般参加可能なイベントの場合は、SNSにて告知させていただきます。
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<COTO caf’eイベント開催 お問い合わせ窓口>
(株)日比谷花壇ライフサポート事業部
TEL:03-5444-8785 / Mail:info@hibiya-pet.com